地震で避難する

地震が起こると、どんな人でもまず必ず動転します。
その地震が大規模なものであれば尚更です。
揺れがおさまるまでとにかく安全な場所でじっとしていることが重要です。
どんなに大きな揺れでも、揺れている時間そのものはそれほど長くはありません。
しかし、その瞬間には、それが永遠にも思えるような長さに感じるのです。
とにかく、安全な場所で深呼吸して、落ち着きを取り戻しましょう。
そして火の元や家族のことに思いをめぐらします。
家族が自宅に居る場合には、揺れが治まったらすぐに高齢者や子供の安否を確かめます。
怪我が無いか、避難が可能かを見極めましょう。
どれほど住み慣れた家でも、気持ちが動転すると、慌ててしまいます。
日頃から、避難方法を確認しておくことが大切です。
各家庭によって、家の構造も家族構成も違います。
一般的な避難の基本と共に、その家族に適した避難方法を家族の全員で確認しておきましょう。
地震が起こった場合、まず自宅から外に出る逃げ道を決めておかなければなりませんが、できれば、別方向に2つ以上、逃げ道を決めておきます。
周辺で火事などが起こっている場合、火のない方向に逃げなければなりません。
また、特にマンションなどの場合には、廊下や出入り口、階段などに物を置いておかないように、そうしたもののために避難が遅れることは実際にあるのです。
地震が起こったら、大切なのは、とにかく命です。
服装や持ち物にこだわっている場合ではありません。
たいていのものは、命さえあれば何とかなるものです。
できるだけ早く、1分1秒でも早く避難することが大切です。
自宅からいったん避難したら、すぐに中に戻ることは厳禁です。
地震の場合、必ず余震がやってきます。
地震の揺れで倒れやすくなっている家屋に再び戻ることはたいへん危険です。
もしも火事が起こってしまった場合、即座に消火の活動が必要ですが、無理だと思ったら、早めに潔く諦めて避難しましょう。
火事から逃れる場合には、とにかく姿勢を低くして、ハンカチなどで鼻や口を覆い、煙を吸わないように注意します。
火事の場合、恐ろしいのは、火よりもむしろ煙です。
有毒ガスが含まれている場合もありますから特に注意が必要です。
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